プレス加工に確かな信頼性をプラスする

技術情報

カス上がりとは
カス上がり検出器の種類
自動プレスカス上がり検出器について

信頼のブランドをお客様に
  自動プレスカス上がり検出器について
 
 
  本器は、自動プレスにおけるカス上がり、カス入り込み等、抜きカスによって生じる異常を1ショットのみで検出停止させるために開発された「カス上がり検出器」です。
  ■目  的 
 
プレス機械の下死点値を監視することにより不良品の流失、金型破損を防止。
(渦電流式変位センサーの技術を応用し分解能0.5μmを実現しました。)

  特長
  本器
 
  • 渦電流式変位センサーの技術を応用し分解能機種により1.0~0.1µmを実現しました。
  • 高速回転プレス機でも確実に下死点値を検出します。(MAX 4000SPM)
  • デジタル表示である数値管理ができます。
  • ストリッパープレート付き金型総てに対応出来ます。
  • カス上り検出が困難であるバネ圧の高い(上型とストリッパープレート間のコイルバネ)金型でも対応可能です。(第一バウンド検出機能)
  • センサーの取付けが容易に行えます。
  • センサーに互換性があります。
    (センサー断線時即交換(調整の必要はありません。))
  • 必要に応じてケーブルの長さが変更できます。
    (ケーブル長変更(別途購入)即交換(調整の必要はありません。))
  • 対油性の部品を使用しているので油による硬化の心配はありません。
  • 特殊電気工事の必要が無いので安易に設置できます
  • 必要に応じてアンプの増設が容易に行えます。(RB/RX)
  • 簡単操作です。
  • 突発的な事故を見つけるのに最適な前回値比較方式で監視します。
  センサー
 
  • 金属のみを検出します。
  • 磁性金属(鉄、ニッケル)に対する検出感度が高い。
  • 非金属などは検出しない。(ガラス、プラスチック・・・)
  • 動作サイクル周波数が速い。(200KHz)
  センサ取付位置
  センサー取り付け位置は、プレス機を下死点の位置にきた時、監視可能な範囲にする必要があります。
 
  本器の検出使用範囲
  1. 本器の検出方法
センサーを下型に取付け(固定側)ターゲットとなる近接体をストリッパプレート(可動側)に取付けます。ストリッパー付金型でカス上がりが発生しますと、ストリッパーの位置が変化します。この下死点の変位を測定することによってカスが上がったことを検出します。
 
  2. 金型構造
可動ストリッパー構造の金型及び胴付き
(下死点でストリッパーを上型で押さえる)ストリッパー付き金型
固定ストリッパーは不可
  3. 板厚
t=0.02まではテスト済み(t=0.02以下の場合は要テスト)
  4. センサーの検出範囲
一般的にセンサー1本で200mm
金型の横幅(A)が800mmを超える場合は4本以上が望ましい。
 
  監視について
 
監視には前回値比較監視基準値監視の二通りがあります。

-前回値監視-
A〜E ● : 毎回読み取った下死点値

プレス機運転開始の1ショット目Aは、比較するべき前の下死点値がないため無監視とします。変差はO(基準点)となります。2ショット目からは監視になります。

2ショット目Bは、今回読み取った下死点B値 と、1ショット目のA値との差(変差) B−A を計算します。3ショット目Cは、B値との差 C−B を計算します。このようにして、前回下死点の変差D−C、E−Dを順送りに計算していきます。



求めた変差があらかじめ設定した監視値を超えた時に停止出力を出してプレス機を停止させます。 (エラーランプ点灯)

図の例では、E(エラー)点でE−Dが監視値を超えたので、停止出力が出ることになります。

-基準値監視-


Aのライン : サンプリングで求めた基準値          B点: 読み取った下死点値

毎ショットごとに、下死点値B点を読み取り、基準値Aとの差(変差)B−Aを計算します。求めた変差B−Aがあらかじめ設定した上限監視値または、下限監視値を超えた時、停止出力を出して、プレス機を停止させます。( エラーランプ点灯)

図の例では、B(エラー)点でB−Aが上限監視値を超えたので、上限停止出力が出ることになります。
 
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